多焦点眼内レンズ|平塚駅で眼科をお探しの方は【かなさしクリニック】まで

パターン
多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズとは多焦点眼内レンズ希望の患者さまへ
当院は、選定療養実施機関です。

白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の「眼内レンズ」を挿入します。単焦点眼内レンズは、遠距離、中間距離、近距離(手元)のいずれか1箇所にのみ焦点を合わせていますが、多焦点眼内レンズは、2箇所以上に焦点を合わせられることが特徴です。当院では、患者さまの眼の状態や生活に合ったレンズをご提案しておりますのでご相談ください。

多焦点眼内レンズとは

多焦点眼内レンズの
メリット・デメリット

メリット

  • 遠くも近くも見えやすくなり、眼鏡の使用頻度が減る
  • ライフスタイルに合わせてレンズを選べる
  • 老眼や乱視の改善が期待できる

デメリット

  • 単焦点眼内レンズと比べてコントラスト感度が低下する
  • 光のにじみ(ハロー現象)やまぶしさ(グレア)が生じる場合がある
  • 単焦点眼内レンズよりも費用が高い
  • 見え方に慣れるまで時間がかかることがある

多焦点眼内レンズの見え方

健康な眼は、水晶体と毛様体筋という筋肉の働きによって、遠くから近くまでスムーズにピントを調整しています。一方で、多焦点眼内レンズは複数の焦点が合うので、見え方に慣れるまでは時間がかかるかもしれません。また、視界が少しぼやけたり、光がにじんで見えたりする「ハロー現象」や、まぶしさを強く感じる「グレア」といった違和感が生じることもありますが、これらの症状は時間とともに気にならなくなる方が多いです。

多焦点眼内レンズの見え方

各多焦点眼内レンズの特徴

テクニスシナジー

白内障治療の新たな選択肢
Synergy™IOL多焦点眼内レンズの「シナジー」

Continuous Vision

遠方から近方まで連続的で広い明視域

High Quality Vision

昼夜を問わず高い視機能

High Contrast Vision

低照度下においても鮮明な見え方

55〜64歳の日常生活

55〜64歳の日常生活
LED光源の普及により、新たに現れた課題

LED光源に多く含まれる短波長(紫色光)が、光散乱のレベルを高める

従来の多焦点IOLでは焦点が合う距離が決まっている

従来の多焦点IOLでは焦点が合う距離が決まっている

遠方から近方まで連続的で広い明視域

Defocus Curve
遠方から手元の距離まで高い視機能を維持

遠方から近方まで連続的で広い明視域
遠方から近方まで連続的で広い明視域

TECNIS Synergy: 2つの回折技術の融合

TECNIS® Multifocal IOL technology
  • 良好な近方視力
  • 妥協のない遠方視力
  • 瞳孔径に依存しない見え方
TECNIS® Symfony ERV/EDOF IOL technology
  • 焦点深度の拡張による連続的な視機能
  • ChromAlignTM Technology / 色収差の補正
  • 瞳孔径に依存しない光学部設計

Introducing ChromAlign™ Technologys

Introducing ChromAlign™ Technologys

独自の光学部設計をもつTECNIS Synergyは瞳孔径に依存せず、
低照度下においても鮮明な視機能を提供する

Featuring violet-light filtration:
紫色光をフィルタリングすることにより光視症を低減

Featuring violet-light filtration: 紫色光をフィルタリングすることにより光視症を低減

Featuring violet-light filtration:
紫色光をフィルタリングすることにより光視症を低減

日中及び夜間の運転時の見え方を有意に改善

日中及び夜間の運転時の見え方を有意に改善

ハロー強度の低減
スマートフォンスクリーン(明所-13%)
車のヘッドライト(暗所-29%)

日中及び夜間の運転時の見え方を有意に改善

TECNIS LOL Platform:

TECNIS LOL Platform:
  • Material 素材

    独自の疎水性アクリル素材は、グリスニング発生を抑制し、良好な視機能改善をもたらします

  • Optics 光学部

    光学部前面の非球面構造は、眼全体の球面収差を限りなくゼロに近づけ、鮮明な視機能を実現します

  • Design

    ProTEC360°シャープエッジデザインは、LECの遊走を抑制し、PCOの発現を抑制します

テクニスオデッセイ

Freeformテクノロジーにより適切な光学デザインを実現したTECNIS Odyssey™ IOL

当院は選定療養認定施設(多焦点眼内レンズ)ですので下記の価格でご案内可能です。
片眼33万円(乱視用は38万円)に加えて、以下の窓口負担金となります。

窓口負担
1割負担
17,000円位
2割負担
34,000円位
3割負担
50,000円位
※支払い限度額のある方はその範囲内です。
  • 同じレンズを両眼231万円や159万円で施行しているクリニックもあります。
クラレオンパンオプティクス

Clareon® PanOptix®
あらゆる距離で優れた見え方の実現

Clareon® PanOptix®製品特長

TECNIS LOL Platform:

PanOptix® 独自の「ENLIGHTEN® 光学テクノロジー」について

PanOptix®は、入射光のうち88%を網膜に透過させ、そのうちの50%を遠方焦点に、25%を中間焦点に、25%を近方焦点に配分します

PanOptix® 独自の「ENLIGHTEN® 光学テクノロジー」について

快適な中間焦点距離とは

PanOptix® は従来の3焦点レンズと比較し、優れた中間視力を提供します

従来の3焦点レンズの中間焦点80cmに対し、PanOptix® はより快適な60cmの中間焦点距離を実現

ノートパソコンやタブレット端末での作業などに適したクリアな視界

快適な中間焦点距離とは

薄暗い環境でも、より快適に

PanOptix® は、遠・中・近距離の作業において、薄暮視下でも高い割合で、眼鏡から解放されました

薄暮視下で眼鏡を必要としないと答えた患者さまの割合

  • 縦軸は患者さまの割合
薄暗い環境でも、より快適に
薄暗い環境でも、より快適に

実証された患者さまの見え方の質

PanOptix®は、FDA(米国食品医薬品局)が承認した眼内レンズに関する質問票を用いて患者さまの術後結果を検証しています

術後に下記症状にとても悩まされた患者さまの割合

ぼやけたように見える

0%

かすんだように見える

0%

実証された患者さまの見え方の質

PanOptix ® 術後の見え方に関する優れた結果

PanOptix®をインプラントした患者さまの半数以上が術後のハローを全く気にしていません

PanOptix® 術後ハローの訴え
ファインビジョンHP

遠方・中間・近方において連続的に良好な視力を提供
FINEテクノロジーは眼鏡依存度の軽減を実現する

  • 自然な光エネルギー配分
  • 幅広い焦点深度を実現
  • 眼鏡からの解放

Double C-loop(ダブルCループ)特徴

  • 眼内操作性の良い左右対称設計
  • 4つの接着面で嚢内固定
  • 嚢収縮による力を分散
9.0mm 10.0mm

優れた嚢内安定性

直径9.5mm、10.0mm、10.5mm、11.0mmに圧縮した時の光軸方向の偏位と斜傾のテストを行った結果、ダブルCループのレンズの安定性が示されました。

優れた嚢内安定性 優れた嚢内安定性

ダブルCループに施された工夫

独自のRidgeTechテクノロジーにより、インプラント時の支持部と光学部との固着リスクが軽減されます。
2時と8時にあるレンズ位置マークでレンズの表裏が認識できます。

ダブルCループに施された工夫

特許を持つ独自の疎水性アクリル素材(GFY素材)

非臨床試験においてファインビジョンの疎水性アクリル素材のグリスニンググレードは「0」でした。

  • グリスニンググレード「0」=25MV/m㎡未満
特許を持つ独自の疎水性アクリル素材(GFY素材)

360°シャープエッジデザイン

水晶体嚢内での密着性を高めるためにファインビジョンは360°シャープエッジデザインになっています。

360°シャープエッジデザイン
クラレオンVivity

Clareon® Vivity ®
シンプルに使い易く焦点深度を拡張させる

Clareon® Vivity ®は優れた遠方視と中間視および実用的近方視を提供することが示されました

  • 両眼遠方裸眼視力 1.0
  • 両眼中間裸眼視力(66cm) 0.8以上
  • 両眼近方裸眼視力(40cm) 0.5

Vivity®は7つの視覚障害の症状が、単焦点レンズと同程度まで軽減されています

「かすんだ見え方」は一般的にはコントラスト感度の低下と関連していますが、患者さまからの報告によると、Vivity®とAcrySof® IQ Monofocalとの間に差はありませんでした。

Vivity®は7つの視覚障害の症状が、単焦点レンズと同程度まで軽減されています

Clareon® Vivity ®が提供するライフスタイル

  • 遠方 遠方〜120cm ほとんどの患者さまが、眼鏡を使わずに、遠くのものをクリアに見ることができます
  • 中間 120〜60cm ほとんどの患者さまが、パソコンの画面などを、眼鏡なしで見ることができます
  • 近方 60〜40cm ほとんどの患者さまが、メニューなどを読む際に、眼鏡を使用する頻度が減っています

白内障手術の費用

窓口負担
1割負担
17,000円位
2割負担
34,000円位
3割負担
50,000円位
※支払い限度額のある方はその範囲内です。

選定医療眼内レンズ代金(片眼)

※選定療養としての多焦点眼内レンズをご希望の場合は、上記の手術費用に加えて以下のレンズ費用が別途かかります。

AMO
テクニスシナジー
290,000円
乱視用 340,000円
テクニスオデッセイ
330,000円

乱視用 380,000円
BVI
ファインビジョンHP
300,000円
アルコン
クラレオンパンオプティクス
320,000円

乱視用 360,000円
クラレオンVivity
340,000円
乱視用 370,000円
HOYA
ビビネックスジェメトリック/
ビビネックスジェメトリックプラス
330,000円
乱視用 350,000円
  • 上記の料金は目安です。限度額適用認定証の掲示がある場合や住民税非課税の場合など、費用が変わることがあります。

自由診療眼内レンズ代金(片眼)

Rayner
RayOne Galaxy(レイワンギャラクシー)
550,000円
乱視用 605,000円
  • キャンセルの場合は70,000円の費用を頂戴しております。
  • 手術に関する術後1ヶ月間の通常の診察・検査(※)、薬代を含みます。
    (※屈折、視力、眼圧、精密眼底、角膜曲率半径、角膜内皮細胞顕微鏡検査、細隙灯顕微鏡検査、網膜三次元撮影、コントラスト視力)
    尚、合併症治療費は手術費用に含まれていません。
  • 手術後に眼内レンズ入れ替えや摘出する場合があっても手術費用は全額返金されません。
  • 眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が必要になることがあります。
  • 別途保護メガネ代がかかります。

白内障の手術について

白内障の手術では、超音波で濁った水晶体を砕いて取り除き、代わりにお選びいただいた眼内レンズを挿入します。当院では日帰り手術を行っています。

白内障の手術について