手術の流れ|平塚駅で眼科をお探しの方は【かなさしクリニック】まで

パターン
手術の流れ

外来手術(日帰り手術)

かなさしクリニックでは、緑内障・糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などによる眼底出血・網膜裂孔・後発白内障等に対するレーザー治療やドライアイに対する涙点プラグを行っています。また、白内障・網膜前膜・硝子体出血・麦粒腫・霰粒腫・翼状片・結膜弛緩症・眼瞼下垂などの手術も可能です。
手術当日にご帰宅していただくことが可能ですので、生活のリズムを崩すことなく手術を受けていただくことができます。また、ご自宅での療養と外来診察とで症状を改善させることが可能です。

外来手術(日帰り手術)

日帰り手術の流れ

  1. 受付

    指定の時間にご来院をお願いいたします。

    受付
  2. 検査・診察

    前回の検査結果と状態が変化していないか、当日確認いたします。

    検査・診察
  3. 全身状態の確認

    血圧や脈拍などを測定して、全身の健康状態に異常がないか確認します。

    全身状態の確認
  4. 手術準備

    手術室へ入る前に抗生剤や痛み止めの点眼等を行います。(白内障手術・硝子体手術のみ)
    その後手術室にご案内して、ベッドに横になっていただき、麻酔や消毒を行います。

    手術準備
  5. 手術室

    手術を実施いたします。手術時間は治療内容によって異なります。

    手術室
  6. 手術後

    手術後約30分程度院内にて安静にしていただきます。この時に翌日以降の診察やご自宅での過ごし方などについてお話させていただきます。

    手術後
  7. ご帰宅

    問題がなければ、ご帰宅いただけます。
    当日は徒歩や公共交通機関などを使用し、お車の運転はお控えください。

    手術後の注意事項(疾患により異なります)

    • 手術当日のお風呂・シャワー・洗顔などをお控えください。
    • お酒・タバコは術後1週間はできるだけお控えください。
    • お化粧やアイメイクは医師の許可が出るまでお控えください。
    • 眼をこすったり、押さえたりしないようにしてください。
    • スポーツや激しい運動は医師の許可が出るまでお控えください。
    ご帰宅

白内障手術の流れ

  1. 手術前検査

    問題なく手術を行えるか次のような検査をします。

    眼底検査

    網膜の状態を調べる検査

    細隙灯顕微鏡検査

    水晶体の濁りの状態を調べる検査

    角膜内皮細胞検査

    角膜の内皮細胞が減っていないか調べる検査

    眼軸長検査

    眼内レンズの度数を決める検査

    問診・血圧測定

    全身の状態を確認する検査

    手術前検査
  2. 手術当日

    黒目(角膜)と白目(強膜)の境目あたりに幅3mm弱の創を作成します。約5ミクロンほどの水晶体の皮を円形にくりぬきます。

    1. 超音波装置を用いて、水晶体を砕き、吸引します。
    2. 人工水晶体(眼内レンズ)を挿入します。
    3. もともとの水晶体の袋の中に、眼内レンズをおさめて手術を終了します。

    当院では日本医療機器学会 第2種滅菌技士®を取得した滅菌技師が日本医療機器学会が作成した”医療現場における滅菌保証のガイドライン”の内容に則りこれに基づいた滅菌供給業務を行っております。

    ※当院は白内障手術のハンドピースを回さず、1人に1つ滅菌済みのものを使用しています。

    手術当日 手術当日
  3. 手術後

    手術後から2週間程度は下記の症状が表れますが、数日から1~2週間ほどで治ります。

    • 眼が充血する
    • 眼がゴロゴロする
    • 涙が出る
    • 眼がかすむ

    手術後の注意事項

    • 入浴や洗顔は1週間ぐらい避ける
    • 眼を押したり、こすったりしない
    • 転んだり、ぶつけないよう注意する
    手術後

白内障手術のよくある質問

手術時間はどのくらいかかりますか?

個人差がありますが約10〜15分程度で終了します。準備や手術後の休憩時間も含めると、1〜2時間程度です。

手術後すぐに視力は回復しますか?

手術直後は視界がぼやけることが多いですが、翌日から少しずつ見えやすくなり、1〜2ヶ月ほどで視力が安定します。

手術中は痛みを感じますか?

点眼麻酔を行うので、ほとんどの方が痛みを感じません。麻酔後も感覚がある場合は、追加の麻酔を行います。

手術当日は付き添いが必要ですか?

お一人でもお越しいただけますが、手術当日は患者さまご自身で車の運転はできません。

硝子体手術の流れ

  1. 手術前検査

    手術の2週間前までに散瞳検査や採血などの各検査を行い、検査結果と手術内容をご説明いたします。検査結果や病状により、緊急性が高い場合などは即日手術となることもあります。

    手術前検査
  2. 手術当日

    点眼麻酔と消毒を行います。白目に小さな穴を3~4箇所開けて、眼球の形状を保つための液・照明・手術器具類を穴から挿入して硝子体を切除し、疾患に応じた処置を行います。

    手術当日
  3. 手術後

    手術翌日までは眼帯を装着してください。翌日、3~4日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後に検診を行い、以降の検診の頻度については、眼の状態に応じて医師がご案内いたします。

    手術後の注意事項(疾患により異なります)

    • 手術後1週間は保護用眼鏡を装用してください。
    • 手術後1週間は洗顔・洗髪・お化粧・飲酒・喫煙・車の運転はお控えください。
    • 翌日から首から下の入浴は可能です。
    • 黄斑円孔や網膜剥離の場合は、できる限りうつ伏せや横向きなどの姿勢でお過ごしいただきます。
    手術後

硝子体手術のよくある質問

手術時間はどのくらいかかりますか?

症例によって異なりますが、通常40分~2時間です。

手術当日は付き添いが必要ですか?

お一人でもお越しいただけますが、手術当日は患者さまご自身で車の運転はできません。

手術後はすぐに視力が回復しますか?

手術直後は視界がぼんやりとしています。時間が経つとともに徐々に見えるようになりますが、視力が安定するまでには数ヶ月ほどかかるケースもあります。

どのような網膜の病気が日帰り硝子体手術の対象ですか?

黄斑前膜、黄斑円孔、黄斑上膜、黄斑浮腫、黄斑下血腫、網膜剥離、硝子体出血、硝子体混濁などが対象です。

眼瞼下垂手術の流れ

  1. 手術前検査

    血液検査を行い、B型肝炎、C型肝炎、梅毒などの感染の有無を調べます。感染している方でも手術は可能ですが、器具の洗浄・滅菌方法を変更する必要があるため、術前検査のご協力をお願いいたします。

    手術前検査
  2. 手術当日

    局所麻酔をして症状に合わせた方法で手術を行います。手術時間は片眼で約1時間、両眼で約2時間が目安です。

    手術当日
  3. 手術後

    手術後は手術部位をアイシングしながら、10~15分ほど院内で休んでいただきます。異常がないことを確認できたらご帰宅いただけます。

    手術後の注意事項(疾患により異なります)

    • 感染を防ぐため、処方された軟膏は必ずご使用ください。
    • 手術当日は、洗顔・洗髪・入浴をお控えください。
    • ほとんどの方は手術後に強い痛みを感じませんが、もし痛みがある場合は処方された痛み止めを服用してください。
    • 抜糸は通常手術から1週間~10日後です。
    • 違和感や異常がある場合は、すぐに当院へご連絡ください。
    手術後

眼瞼下垂手術のよくある質問

手術中に痛みはありますか?

点眼麻酔・局所麻酔による痛みはありますが、多くの方が痛みをほとんど感じません。

手術跡は残りますか?

手術後3~6ヶ月ほどでほとんど目立たなくなります。

手術後に眼が閉じにくくなることはありませんか?

眼瞼下垂の手術は、瞼板から離れてしまった「眼瞼挙筋腱膜」を元の位置に戻すことが目的です。通常、まぶたが閉じにくくなるような副作用はほとんどありませんが、術後の腫れや個人差により、一時的に違和感を覚える場合もあります。

眼瞼下垂の手術後、腫れはどのくらい続きますか?

手術後約2週間で腫れが落ち着いてきます。

眼瞼下垂の手術は何回でも受けられますか?

眼瞼下垂の手術は複数回受けることも可能ですが、できる限り1回の手術ですむよう、慎重に治療計画を立てます。